プリッカソン #3 に参加してきました
プリティーシリーズ(プリティーリズム・プリパラ・プリチャン)を題材になんか色々モノを作ってみようっていうプリッカソンというイベント(?)のに参加してきたのでその話.
そもそもこの週に研究室発表会があったのでプリッカソン来てほんまに大丈夫か????????感がすごかったけど*1「まぁなんとかなるでしょ」精神と前々から興味があってようやく他の予定と被らない日程だったことも相まって行くことにした.
今日プリッカソンに行って果たして今週の研究室会議を乗り切れるのかという点がいささか疑問ではある
— とけい (@zenmaibane) 2018年5月20日
やったこと
朝
会場が渋谷だったんですけど,渋谷が迷宮だし人が多すぎて完全に迷子になってた.10分くらい遅刻して完全に申し訳NASAだったけど主催者が体調をちょっと崩してたらしくある意味で事なきを得た.
渋谷がわからなさすぎて迷っててごめんなさいというあれです #prickathon
— とけい (@zenmaibane) 2018年5月20日
会場のキャパシティがかなり広い(200人キャパ)と聞いていたので現地に行くまではかなり不安だったけど,終わった今思うと広い分にはただただ快適だったので環境がすごくよかった.行く前は完全に寂しい感じになると思ってたら全然そんなことなかった.
会場キャパ200人に参加者現状6人の図です #prickathon pic.twitter.com/Q2ATX9Lpg6
— とけい (@zenmaibane) 2018年5月20日
やっぱり基本的には同じコンテンツが好きな方々が集まってるので場の雰囲気が良いし,色々話せたりするので作業時間は非常にのびのびと出来たかなぁと思う.そしてなによりやっぱり楽しいんですよね.好きなコンテンツの音楽が流れながら「好き」を共有してる人たちと同じ場で作業するのって純粋に楽しかったです.
成果物
自分はプリティーシリーズの中ではプリティーリズム,特にレインボーライブが好きだったのでそれ関連でやりたいなぁと思ってた.その中でも更に速水ヒロっていうキャラクターが大好きだからせっかくプリティーリズム関連のを作るならそこに絡めたかった.
そこでふと思い出したのが自分が(別名義で)書いた記事.プリティーリズムレインボーライブで登場するとある演出(相手のプライドを砕く直喩表現.言葉で説明が出来ないので見てくれとしか言えない) で使われていた「PRIDE」という文字のフォントを調べるだけの記事です.
ちなみにこの表現については以下の動画を見るとわかるかもしれません www.youtube.com
昔書いた記事を読み返してみると
これでいつでもPRIDEを砕けます.
とか冗談で書いてあったので「ん,じゃあ本当にいつでもPRIDE砕けるようにするか!w」とか思って作ったのが今回の成果物.これによってヒロ様のPRIDEを思う存分好きな時に各々が満足するまでいつでも砕くことを可能としました(?)
以下のgifです.
View post on imgur.com
imgur.com
一応これがリポジトリ
せっかくUnity使ってるのでWeb上でも出来るようにしたんですけど,なんかWeb上だと調子が悪く剣(バーニングソードブレイカー)を振ってても全然砕けてくれないんですよね.原因がよくわからなかったのでとりあえず保留.
https://zenmaibane.github.io/Burning-Sword-Breaker/
Web上でやった時の動画はこんな感じ
俺達が目指すのはjust now 勝者じゃなく勇者だろhttps://t.co/857sonLlmP#prickathon
— とけい (@zenmaibane) 2018年5月20日
(なんかwebに上げた瞬間元々不安定な挙動が更に顕著になって当てるのがしぬほど難しくなった) pic.twitter.com/mrnAUwnruz
作成工程
作成工程もなにもない気がするけどひとまずPRIDEを砕くためには「PRIDE」って文字のモデルとバーニングソードブレイカーのモデルがないと始まらないのでそれを作ることに.
出来たのが次の感じ.
流石にまともにモデリングしてたら時間があっという間に溶けてしまうので3Dドットでモデルを作成しました.
3Dドットで何かものを作るとき,自分はよくMagicaVoxelってツールを使ってます.作ったものをUnityやBlenderで扱うための形式で吐き出せるからかなり便利だし,(今回は使わなかった機能だけど)MagicaVoxel内でモデルをレンダリングするときも色々パラメータがあって凝るとすごく綺麗なので単純にCG作品を作るときも便利で楽しいです.Windows/Macで動かせるように配布してるのがちょっと嬉しいポイント
ちなみにプリッカソンとは関係ないけど過去に自分がMagicaVoxelを用いて作ったアプリケーションの記事.
バーニングソードブレイカーのモデルに関してはせっかくなのでsketchfabの方にも上げてみました.ブラウザ上でグリグリ動かしながら見れるので覗いてもらえると嬉しい.
sketchfab.comモデルさえ出来ちゃえばあとは接触したときに破壊するコードを書くだけなんですが,gameobjectを消すだけならすぐ出来るので問題は破壊された時のエフェクトをどうするかっって感じ.
どうやって実装するのかが最初は検討がつかなかったからとりあえず調べてみて一番時間がかからなさそうなParticleを用いた方法を選択することに.
自分で適当に何個か破片オブジェクトを用意して,それをParticleで表示させるみたいな流れ.破片オブジェクトは本当に適当に作った.
そんなこんなでPRIDE破壊プロジェクトがなんとかプリッカソン中に出来上がった.正直結構ギリギリだったのでよかったよかった.
その他雑感
今回作ったもの,エフェクトがしょぼいし剣を振る動き方もかなり怪しいしでそのへんをちゃんと作ろうとすると(こんなに少ない機能でも)結構時間が掛かりそうだなって感じがした.ちゃんとアニメどおりに振ると炎の刃が飛んだり,もっとかっこよくPRIDEを砕こうとすると割と大変そう.
あと剣を振る動きをコードに落とそうとしたとき数学が出来なさすぎて頭がこんがらがったのでもうちょっと数学を学ぶべきだなと思った.数学は難しい.
これ作り終わったあとに「全国の人間がどれだけPRIDEを砕いたかカウントしたいよね」って言ってた方がいて,それは自分の発想にはなかったし面白そうな気もする.
おわりに
プリッカソン,本当に雰囲気が良くて成果物発表で特に順位をつけるわけでもないし自分の作りたいものを気楽に気ままに落ち着けて作れるし,時間制限内になるべく作り切るっていうハッカソンの良いところが合わさってライトにアウトプットをする場としてすごく良いなぁってのを感じたイベントでした.モノを作り切るために集中はするけど他の人とちょっと会話をしつつ「好き」を共有する感じ.交流が深められるし知識のアウトプットも出来るしで非常に良い.
あとこれはかなり個人的なことですが,プリティーシリーズはプリティーリズムとプリチャンは追えてるもののプリパラは1stシーズン+αくらいしか見てなかったんですけど作業中にプリパラの曲が流れてるといい曲すぎるし「え,なんでその曲をそのキャラが歌ってるんだ」みたいなのが色々あって完全にプリパラを見たくなってしまった.紫京院ひびきはなぜ0-week-oldを歌っているのかって感じ.気になりすぎる.
そしてこれはシュガーレス×フレンドの歌詞を聞いて感動してるときの僕です.
シュガーレス×フレンドの歌詞良すぎじゃないですか.......
— とけい (@zenmaibane) 2018年5月20日
#prickathon
絶対勝ちたい!ってキットみんなおもってる
なんですよ......しかもジャンケンを通して正々堂々公平に競ってる感じがめちゃめちゃ良いんですよ......
女児系のアニメ,「競う」ってことにフォーカスはあんまり当てないイメージなんですけどやっぱり一生懸命ものごとに取り組んでると「勝ちたい!」,「負けたくない!」って思ってしまう人の感情があるわけで,それを無視せずに明るいポップな曲調でこの気持ちを糖衣しているのが最高なんですよね......アニメ見てないけど歌詞だけ聞いても良すぎた.シュガーレス×フレンドが最強っぽいところある.
そんなこんなでプリティーシリーズ的な意味でも,アウトプットが出来る場という意味でも,交流の場という意味でもプリッカソンは非常に楽しいイベントでした.予定さえ合えばまた参加できたらなぁと思います.
*1:というかこの記事書いてるときも大丈夫なのかわからない